どうですか?意外と持ちが悪かったりしますよね。
頻繁に電話を使う人であれば、予備のバッテリーやモバイルブースターを持ち歩く人も居るのでは?
でも中には、
・確かに電池持ちが不安だけど、モバブー持ち歩くのは嵩張るし面倒。
・電池が切れたら切れたで仕方ない、それまで。
という人も多いはず。
一般的によく言われている「儀式」というのがあり、
・新品バッテリーは一旦「空っぽ」にしてから「フル充電」を数回繰り返す行為。
するとバッテリーが最適化され、バッテリーの減りが鈍化するというモノ。
*「バッテリー 儀式」でググると、何とAppleのサポートページがトップに出てくるので信憑性アリです。
この儀式はやっておいて損は無いと思います。
他にできる事として、設定項目を弄る、というモノ。
・画面の明るさ「自動調整」をOFFにし、輝度を低く(室内であれば10-20%で充分)。
・通信系アンテナ(Bluetooth、Wifi)をOFF。
*GPSはそれを使用するアプリが起動中のみしか機能しないので、ONのままで大丈夫。
・自動同期もOFF。
アプリや外部機器に頼らないバッテリー対策はこんな感じかと。
という長い前フリはここまでで、実は待受中の3G通信が意外とバッテリーを消費してるらしいんです(通信してなくても)。
電波の届きにくい地下や地方へ行ったとき、機種によっては熱くなったり、通常より早くバッテリーの目盛りが減るという経験した人は居るはず。
実はあれ、3Gの電波を掴もうとアンテナが必死に電波を探してるんですよね。
馬が目の前に人参を出され、必死に走らされるのと一緒で、電池の消費も早いハズです。
じゃあ、待受時は設定で3GをOFFにすればいい、という話ですが逐一設定画面からネットワーク項目に入り…というのは面倒。
そこでTasker(*Androidのみ)というアプリを使用します。マーケットでは有料ですが、1週間試用版が作者ページからダウンロードできます。
試用期間が過ぎても以下に示すようなスクリプトの編集が出来ないだけで、機能は継続して利用可能です。
iPhoneでも似たようなアプリがあると思います。
このアプリでは簡単な例を挙げると、
・[自動的に]Aという条件下でXという状態にする(もしくは特定アプリを起動させる等)。
といったスクリプトを組むことができます。
今回の場合は、
・スクリーンOFF(画面ロック)の状態になると、3Gデータ回線を切る(電話回線は活きてます)。
・スクリーンON(画面ロック解除)されると、3Gデータ回線を復帰させる。
という2つのスクリプトを組めば事足ります。
Taskerをインストールしてアプリ起動。先ず上部の[Tasks]を選択して、3GのON/OFFタスクを作成しておきます。
1.[+] → Name: [3G ON]
2.[+] → [Net] → [Mobile Data]
3.Set: [ON] → チェックボタン → チェックボタン
もう1セット、今度は[3G OFF]でタスクを作成します。
2つのタスク作成を終えたら、[Profiles]タブに移動し、画面ロック/アンロック時のプロファイルを作成します。
1.[+] → Name: [Lock]
2.First Context: [Event] → [Display] → [Display Off]
3.Priority → [Highest]
4.Task Selection: [3G OFF]
*Display Off=待受時なので3G OFFです。間違えないように。
続いて画面のロック解除時
1.[+] → Name: [UnLock]
2.First Context: [Event] → [Display] → [Display Unlock]
3.Priority → [Highest]
4.Task Selection: [3G ON]
以上で設定は完了ですが、あくまでも私個人の環境下(au ISw12HT)に於いての動作確認しかしてません。
バッテリー消費を鈍化させるメリットはありますが、対するデメリットも生じます。
[デメリット]
EZメールの着信通知は機能しますが、データ回線が切られているので本文の自動受信は出来ません。
勿論、通知ランプは点くのでメールの見逃しはありませんが、一度ロック解除してメール受信を手動で行う必要があります。
デメリットはそれぐらいでしょうか。Cメール、電話等の音声回線を使用しているモノに関しては問題ありません。
キャリアに因っては正常に機能しない可能性もあるので、その点は注意してください。
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